事業所を変えたことで、人に心を開き、目標を持てるようになった利用者の体験談をご紹介いたします。
今の事業所に出会うまでは他の施設にいました。そこではなかなか友達ができず、一人で過ごすことが多かったです。「仲間」よりも「ひとり」を選んで過ごしていました。そんな時、今の事業所の職員さんに声をかけてもらい、話すようになりました。
職員さんから社長の今まで取り組みなどを伺って、心を打たれました。そして「お金ではなく、夢を持つことが成功に繋がる」と感じられたことが、今の事業所を選んだ理由です。職員さんの人柄に惹かれて、仲良くなった頃にお電話をいただき、通うことを決めました。
今の事業所に通うようになり、大きく変化したことのひとつが「仲間意識」を持てるようになったことです。声を掛け合って作業をすることが、楽しいと思えるようになりました。人に心を開けるようになってきていて、友達も増えました。お掃除のお仕事に携わるようになって、お掃除の技術も上がったように感じています。
生活保護を切れるくらいの、自立した生活ができるようになりたいと思っています。今の事業所は、みんなで楽しく協力体制ができていることが良いところだと思います。朝起きて、通うことが楽しみにですし、事業所に入ると落ち着くようになりました。
この利用者さんは事業所を見直したことで、他の人に心を開いて仲間意識を持てるようになり、「生活保護を切って、自律した生活を送りたい」という明確な目標ができました。
事業所はどこも同じように見えるかも知れませんし、合う・合わないはもちろんあります。
しかし事業所を選ぶ際に「ここで自分の目標が持てるのか」「他の人とコミュニケーションがとれるのか」といった点でこだわっていけば、この利用者さんのように夢や目標が持てるようになるかも知れません。