就労継続支援B型事業所に通うことで、言葉の勉強ができる環境に恵まれるようになり、会話の幅が広がった方の体験談をご紹介いたします。
聾話(ろうわ)学校で知り合った人と手話のサークル施設に通っていました。そこで就労継続支援B型事業所の職員さんと出会い、声をかけてもらいました。事業所に来るようになるまでは、メインは手話で話し、時々口の動きを読んでコミュニケーションをしていましたが、TVなどでもなかなか手話で表現してくれる番組は少なく、TVで口の動きだけで理解するのはとても難しかったので不便に思うことがありました。
手話だけのサークルよりも、事業所は周りの方々と口の動きをたくさん使って話をしながら作業ができるので、自分がしたかった「言葉の勉強」ができる環境だと思い、通う決心をしました。職員の方々の人柄も素敵で、「一緒に」たくさんのことを楽しみながら経験できると思いました。
難しいと感じていた口の動きを読むということも、事業所に通ってから、力がついたように思います。話しながら、聞き取りながらの勉強ができ、会話の幅が一気に広がりました。年齢層も、今までは年上の方が多かった環境でしたが、今は自分よりも年下の人もいて、いろいろな年齢層の人と触れ合うことで、刺激があって楽しい日々を過ごせています。
今後の目標としては、手話をもっと広げていきたいと思います。言葉の勉強もっとしていきたいです。実は事業所にも手話サークルがあるのですが、1年後2年後には、もっと発展していることを楽しみに貢献していきたいです。
もともと手話サークルの施設に通っていた利用者さん。職員さんの声掛けをきっかけに、就労継続支援B型事業所に通うようになり、ご自分がしたかった言葉の勉強ができ、会話の幅が広がりました。
利用者さんのように「こんな勉強がしたい」「こんな目標を達成したい」という明確な目標があれば、学校やサークルに通うのも有りですが、サポートが手厚い事業所に通うのも1つの手ですね。