愛知県で障がいをお持ちの方が働くために役立つ相談窓口や、支援の利用申請窓口と流れ、愛知県の就労継続支援B型の事業所情報、工賃の全国平均額と愛知県の平均額の比較などをまとめていますので、ぜひご参照ください。
「就労継続支援(A・B型)」の利用希望者は市町村に対して障害福祉サービス受給者証の申請をし、聞き取り調査などを受け、支給を受けます。また希望の事業所でサービスを受けるには、相談支援事業所に依頼するか自ら障害福祉サービスの種類、利用時間、内容などを記載したサービス利用計画を作成し、市町村に申請しなければなりません。事業所の紹介や細かな相談もできますので、まずは市町村役場の福祉事務所または障害福祉担当課に問い合わせをしましょう。また就労中の相談やそれに伴う生活面の相談や支援は、障害者就業・生活支援センターを頼ることもできます。愛知県には12か所あり、雇用・福祉の関係機関と連携して一体的な相談・支援を行っています。
愛知県にある就労継続支援B型の事業所数は年々増えていて、2016年には409か所でしたが、2021年には663か所になっています。それにともない定員数も7667人(2016年)から13273人(2021年)に増えました。所在地は名古屋市内に約28.8%、その他の市町村に71.2%。アクセスがしやすいと言えます。工賃は令和元年の全国平均が16369円(時間額223円)のところ、愛知県では16888円です。就労継続支援B型事業所に通所しながら企業での実習を行い、1年後には就職できた例などもありますが、B型から労働契約を結び、最低賃金が保証されたA型事業所に移行していくことも考えられます。それぞれに合った方法を見つけていきましょう。
名古屋市にある就労継続支援B型事業所のなかには、愛知県の平均工賃、全国の平均工賃を大きく上回る事業所があります。またひとりひとりの個性に合った作業が様々ありますのでぜひページをチェックしてみてください。