こちらでは、神奈川県で障がいを抱える方が仕事を探す際に役立つ、就労継続支援B型事業所に関する情報をまとめています。無理のない働き方を希望している方や、ご自身のやりたいことに合った事業所を探している方はぜひ参考にしてください。
神奈川県では、すべての県民が住み慣れた場所で不安を抱くことなく暮らせる「ともに生きる福祉社会かながわ」の実現を目指してさまざまな取り組みを行なってきました。その根幹となるのが、令和元年度から5年間にわたって策定された「かながわ障がい者計画」です。
中でも注目したい施策は、障がい者の社会参加を妨げる壁、偏見や差別を排除する取り組みで、具体的には社会参加への環境づくり、経済的自立への支援になります。障がいがあろうとなかろうと、仕事は自立した生活の基盤です。そして仕事は一人ひとりの可能性の拡大や生きがいにもつながることでもあります。
障がい者がそれぞれの生活背景に応じて、その人らしい働き方ができるよう、県では福祉就労、一般就労移行に向けた支援の充実に取り組むとしています。
神奈川県が公表している令和元年度の工賃実績によると、県内には512の就労継続支援B型事業所が存在し、平均工賃月額は15,119円となっています。事業所によって作業時間や内容に差があるため、当然工賃にも大きな乖離がありますが、なかには月額3万円を超えるような事業所もあります。
利用者の工賃は、実際の仕事の売上から支払われることになるので、工賃向上は事業所としていかに仕事を確保するかにかかっているといえます。この考え方は一般企業と変わるものではありません。実際に、施設外就労で企業のニーズをつかんでいる事業所は工賃も高水準にある傾向にあるようです。
神奈川県にある就労継続支援B型事業所は、仕事の種類が非常に多岐にわたるようになってきました。外部企業から委託される作業も多く、それに伴って工賃が高めの事業所も増加傾向にあります。
自分の得意分野を活かして働いている人、働くことで能力を開花させ貴重な戦力になっている人は大勢います。きっと自分にあった事業所がみつかるはずです。ぜひページをチェックしてみてください。