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どんな仕事ができる?

ここでは、就労支援(就労継続支援B型)の事業所での仕事内容やカリキュラムについて、くわしく解説をしています。就労継続支援B型に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

就労継続支援B型での仕事内容をチェック!

就労継続支援B型の事業所では、実際にどのような仕事(作業)ができるのでしょうか?

事業所の利用を考えている方にとっては、とくに気になる部分だと思います。

以下に、その例を挙げてみました。

就労継続支援B型事業所での作業内容

パソコン入力作業

ローマ字入力による簡単な文字入力だけではなく、Word文書・Excel文書などの応用的な作業を行うことがあります。事業所によって、パソコン入力のスキルを前提としている場合もありますし、事業所で基礎から教えてもらえる場合もありますので、その点は就業前に確認が必要です。

商品等の封入れ・袋詰め作業

商品、印刷物、郵便物の封入れ、袋詰め作業を行います。初心者の方でもすぐにできる単純作業ではありますが、1つ1つ丁寧に、確実に行う根気が必要になる作業です。大抵の場合、最終確認をしてくれるので、安心。賃金の一例では、1回の作業につき〇円という風に設定され、内職のような形になることもあるようです。

商品等の加工作業

加工作業には、例えばダイレクトメールを2つ折り、3つ折りにする折り加工、ダイレクトメールの折り作業、箱を折る作業、シール貼り、点字加工、ボールペンの組み立てなど様々です。ものによっては細かい作業になりますが、技術が身につきます。

手芸品等の裁縫、刺繍、お直し作業

袋、エプロンなどの簡単な手芸品の裁縫、コースター、ハンカチなどへの刺繍、洋服の簡単なお直し、他にはビーズアクセサリーや手編みなどの作業を行います。自分のペースで黙々とできますし、趣味にもつながります。ここで製作した手芸品などは、イベントなどで販売することもあります。

ポスティング作業

各種DM、チラシ、地域新聞などのポスティングを行います。それなりに土地勘があることが必須ですが、特別な技術は必要のない作業ですので、初心者に向いています。徒歩か自転車で行いますので、良い運動にもなります。

お菓子等の食品作り

お菓子だけではなく、パン、簡単な料理をします。食べ物を作る技術は、仕事として成り立ちやすいのはもちろんのことですが、自立するためには私生活でも欠かせないスキルですので、働きながら学べるというのは大きな利点です。自分で作ったお菓子などを店頭で販売することもあります。

レストランやカフェでの作業

レストランやカフェでの配膳、注文取り、レジ打ち、食器洗いなどを行います。お客様と直接関わる仕事ですので、社会生活で通用するコミュニケーション能力を身につけるという観点からも利点があります。

販売業務

自社で生産した食べ物、手芸品、小物などの販売を行います。お客様に直接対応することでコミュニケーション能力が身につき、お金を扱いますので、計算力、レジのスキルが身につきます。

マッサージ

マッサージだけではなく、指圧、はりのサービスを行います。マッサージなどは高い技術力を持てば顧客もでき、それだけで身を立てることのできる仕事です。また、お客様との関わりも深いので、コミュニケーション能力も身につきます。

清掃作業

ハウスクリーニング、草刈りなどの外構の清掃を行います。プロが行う清掃は、1つの技術であり、家庭生活においても大きなメリットとなりますので、1人暮らしを目指す方にもおすすめ。大体は黙々と行う作業ですので、そういう作業が得意な方に向いています。

畑作業、農作業 ほか

作物、花々を育てる作業を行います。生き物を育てることはやりがいのあることです。生き物への関心も芽生えます。また、畑の作業の場合、何人かで一緒に協力して作業を行いますので、仲間との連携ができるようになります。ここで、栽培した作物や花などを販売することもあります。

上の例を見ても分かるように、仕事内容は実に多様です。事業所によっても受け入れ態勢や得意分野などがあるうえ、作業時間や工賃といった条件もさまざまです。 自分に合った仕事、自分の希望するような仕事ができるかどうかも、事業所によります。なかには、本当に単純な作業しかさせてもらえないようなケースも少なくないようです。

一方、事業所の運営母体が別に事業を行っている場合には、そこで行われる仕事が、訓練機会として提供される場合があります。このようなケースでは、事業所と利用者にWin-Winの関係ができており、手厚いフォローを期待できます。

利用者の頑張りに応えてくれる事業所選びが大切

もちろん、利用者が仕事の知識や社会性を身に付けられるよう、その成長に合わせてしっかりとしたカリキュラムを組んでくれる事業所も存在します。利用者の希望を汲んだ作業にあたらせてくれたり、日々の作業以外にも、サークルや社会見学といった幅広い活動の場を提供してくれるところもあります。

ひとくちに就労継続支援B型といっても、その実情は、事業所によってさまざまなのです。

本気で仕事復帰、社会復帰をしたいと考えているのであれば、その気持ちや頑張りにしっかり応えられる環境が用意された事業所を選びたいものです。ぜひ、支援体制がきちんと整った、信頼できる事業を見つけてくださいね!

就労継続支援B型事業所で受けられる
レクリエーションを紹介

就労継続支援B型事業所の支援内容は、仕事(作業)だけではありません。レクリエーションを通じてコミュニケーションを取ったり、アクティブに動いていくことの大切さを伝える活動もしています。では、具体的にどのようなレクリエーションが実施され、どのようなメリットなどがあるのか見てみましょう。

コミュニケーション能力を培う「ボーリング」

何処の事業所でも実施されることが多いボーリング。就労するために必要なコミュニケーション能力を培うことにつながります。例えば、他の誰かがストライクを出したなら、誰でも自然に「すごい!」「おめでとう!」などと言いますよね。このようなやり取りを通して、対人関係を円滑に進めることができるわけです。

協調性を養う「水族館・動物園での団体行動」

団体行動を行い、同じものを楽しむことで、就労に必要な協調性を養うことができます。自分はキリンが好きだからずっと見ていたいと思っても、他の人と足並みを揃えるためには、当然ですがずっとは見ていることはできません。そのような経験を積み重ねることで、我慢して協調する能力が身につきます。加えて「次は◯◯を見たい」というような、調整する力も得られるメリットがあります。

みんなで役割分担する経験ができる「バーベキュー」

バーベキューでは、「1つのものを協力し合ってやり切る」という経験を積むことができます。食材選びを始め、火をつける係、配膳をする係、食料を焼く係など、役割分担をするための話し合いも行われます。これも、協調性や調整能力を養うことにつながるメリットがあるわけです

その他の手軽なレクリエーション

上記のレクリエーションは比較的大きなイベントのため、色々と事前準備が必要です。つまり相応の労力が必要とされるわけです。

しかし、こういった大きなイベントではなく、事業所内で行えるトランプなどでレクリエーションをするケースもあります。こちらは参加者もあまり構えず、手軽にコミュニケーション能力を高めることができます。

3つの事業所で行われている
レクリエーション内容を紹介!

それぞれの就労継続支援B型事業所が、実際に行っているレクリエーションを一部ご紹介します。事業所によって支援方針が異なるため、レクリエーションの内容も様々です。

1.障がい者福祉サービス「いっぽ」のレクリエーション

特徴:アットホームなレクリエーションを積極的に行っている

実例:けんだまサークル、英会話サークル、トランプ

メリット

2.就労移行・就労継続支援B型事業所「花水木」のレクリエーション

特徴:アクティブな行動に繋がるレクリエーションが多い

実例:夜にカフェで食事、デザイン系の専門学生と共同で雑貨の製作

メリット

3.就労継続支援B型事業「ラボーロ」

特徴:自主性、自立性を高めるレクリエーションが多い

実例:集団課外活動(ピクニック、調理実習)、ディスカッションなど

メリット